今回はボリビアの首都ラパスの絶景として有名なキリキリ展望台(Mirador Killi Killi)をご紹介します。
概要
キリキリ展望台は、スペイン語でミラドール・キリキリ(Mirador Killi Killi)と呼ばれるラパス屈指の夜景スポットです。
ラパスの街はすり鉢状の地形としても有名であり、街の中心部が低く、逆に外側に行けば行くほど高くなるような地形をしています。その高低差は500mもあるんだとか。
キリキリ展望台はラパスの街のちょうど真ん中辺りに位置し、町全体が展望台を取り囲むような感じになっています。そのため、夜ここに来ると360°を夜景が取り囲むといった世にも珍しい絶景を見る事ができます。
行き方
展望台への行き方は徒歩orタクシーor2階建ての市内観光バスの3つが選択肢として挙がります。しかし、市内観光バスは夜には運航していないので実質は徒歩かタクシーかの2択となります。
もんてびでお君はタクシーを利用することをオススメします。
そもそも、キリキリ展望台のあるラパスの街は標高3,700mというとてつもない高地です。酸素も薄く高山病のリスクも高いので、無理に徒歩で行くよりかはタクシーで行った方が身体的にも負荷が小さいかと思います。
また、後述しますが治安の面でもやはりタクシーがオススメです。
ラパス観光の中心となるサンフランシスコ寺院(Basílica de San Francisco)からキリキリ展望台までの距離は約1.8㎞、徒歩では25分、タクシーでは7分となっております。展望台付近は急勾配が続くので徒歩で行くならば実際はもっと時間がかかるかと思います。
住所:Av. la Bandera, La Paz, Bolivia.
タクシーの料金はタクシー会社によって異なると思いますが、もんてびでお君の場合は展望台での待ち時間30分+行き帰りを合計して、60BOB(1USD=150円換算で1300円)程度でした。
入場料&営業時間
入場料は特にありません。また、営業時間も特に定まっていません。
というのも、キリキリ展望台は展望台と言っても少し高台になった公園といったイメージで、基本的に自由に出入りできる場所だからです。
所要時間
もんてびでお君的には30分あれば十分見ることが出来ると思います。
展望台自体は高台になっているので、展望スペースまでには何段か階段を登る必要があります。しかし、2-3分で展望スペースに辿り着けるので特に心配はないかと思います。もしカメラが好きだったりゆっくり観光したいという方は、タクシー運転手にもう少し待ってもらうように伝えておくといいかもしれません。
治安
「キリキリ展望台」、「ミラドール・キリキリ(Mirador Killi Killi)」と検索すると、キリキリは危険!夜はやめておけ!などのブログが出てきます。
今まで2回夜のキリキリを経験したもんてびでお君の率直な感想を言うと、そこまで危険な印象はないといった感じでした。
現地の人に聞いた感じでも、タクシーで行くならば問題ないといった感じでしたし、何ならカップルで来ている人もいました。
ただ、キリキリに限らず、一般的にラパスでは夜遅くなったらタクシーを利用するのが無難です。現地の感覚では、「21時を過ぎたらたとえ近場であってもタクシーを利用しろ」というのが通説らしいです。
ですので、ただ単にもんてびでお君の運が良かっただけなのかもしれません。もし行く場合は、パスポートや貴重品はホテルに置いて手ぶらで行くのが良いかと思います。
実際に行ってみた
もんてびでお君も実際に夜のキリキリ展望台に行ってみました。
まず、360°に広がる夜景に驚きました。
夜景を見ながらクルクルと回り、もんてびでお君も遂にはバレリーナモードになってしまいました。
また、通常見下ろすはずの夜景が上に広がっている感じがなんとも不思議でした。これこそすり鉢状の街ラパスの真骨頂、やはりボリビアに来てよかったなあと思いました。
そして、なんというかこう…夜景が迫ってくるようなそんな臨場感があります。
この景色を言語化しようとするとなんとも難しいですが、言ってみればわかる、そんな感じです。
ちなみに実際に行った時の写真がこちらです。
いかがでしょうか?
もんてびでお君は普段からiPhone SE付属のカメラで写真を撮っているので、写真では実際の凄さの1割も伝わらないかもしれません。
ですが、それにしても意外と綺麗なな写真ではないでしょうか?
もし本当の夜の絶景を見てみたいといった方は安全対策をしっかりしたうえで、キリキリ展望台からの眺めを楽しんできてください。きっと最高の思い出になると思います!
まとめ
今回はボリビアの首都ラパスで夜景を見るのに最適なキリキリ展望台についてご紹介しました。こんなにも綺麗な夜景が360°取り囲んでいる場所は、世界中でここを除いて他にないと思います。写真では伝わらない程本当に感動するので是非訪れてみてはいかがでしょうか。
もんてびでお君はこの記事の他にも中南米のお役立ち情報や中南米で思い出深かった出来事、スペイン語に関してなど様々な記事を書いています。よろしければそちらの方もご覧になってください。では。