旅するもんてびでお君

中南米&スペイン語

スペイン語経験ゼロで南米に語学留学した話【Enforex】

今回はスペイン語の学習経験がなかったもんてびでお君が、いきなり現地に行って 2 か月間スペイン語留学した時の体験談をお話ししたいと思います。

なぜ留学したのか

もんてびでお君は以前、完全にスペイン語経験ゼロの状態でスペイン語の語学留学を経験しました。留学というと、なんとなくすごそうな気がしますが、全然そんなことないです。もんてびでお君が留学を決めた理由は、ただ単に中南米をバックパックで旅行したいと考えたときに、少しでもその国の言語を分かっていた方が面白そうだと思ったからです。

留学というと、もんてびでお君のように旅行を楽しくするためにすることではなくて、大学でその言語を専攻している人がするような、もっと真剣に将来を見据えて勉強している人がすることばかりだと思いがちです。

しかし、もんてびでお君のような単純な理由でも留学ってできるんです。実際にもんてびでお君はスペイン語が全く分からない状態でしたが、充実した留学生活を送ることができました。

 

スペイン語経験ゼロでも大丈夫?

もんてびでお君も留学当初はスペイン語が全く分からない状態だったのですが、それほど不自由に感じたことはありませんでした。

授業自体はスペイン語で行われます。こう聞くと、「スペイン語を分からない状態でスペイン語で授業されてもわからないのではないか」と思う方もいらっしゃると思いま すが、ご心配ありません。授業は基本的な挨拶から単語まで、イラストやジェスチャー、なんとなくの雰囲気を駆使してスペイン語が分からない人にも伝わるようにできています。これは本当に不思議です(小並感)。

なんというか、スペイン語学校の先 生って授業の仕方が上手いのです。さらに、基本的に授業がスペイン語で行われるのでスペイン語に慣れやすく、また実際にスペイン語話者と話す時への抵抗も少なくなります。

ちなみにもんてびでお君は英語も話せませんが、特に問題ありませんでした。同じクラスの生徒とのコミュニケーションでは英語が主流かもしれませんが、スペイン語の授業が進むにつれてスペイン語で多少なりとも会話ができるようになってくるため、そこまで深刻に考えなくてもいいかと思います。

 

留学先の国選び

もんてびでお君はスペイン語留学の際にEnforexを利用してペルーのクスコに留学しました。物価が他の地域に比べて安かったことや国内に有名な観光地が多いことなどからペルーに留学先を決めました。

スペイン以外にもスペイン語圏の国は沢山あるので自分の興味のある国を留学先として選んでみるのがよいと思います。

 

Enforexでの語学留学 

ここではまず、実際にスペイン語留学の際に利用したEnforexという会社につ いて説明したいと思います。

Enforexとは1989 年に創立された主要な外国人学生向けのスペイン語学習の専門機関の 1 つで、この機関はスペイン国内11都市、中南米12ヶ国19都市の校舎と提携しています。スペイン語学習者の中でもその知名度は高く、毎年世界52ヶ国から 20,000人以上の留学生がこのEnforexを利用しています。

もんてびでお君も留学を計画する際に「スペイン語 留学」といったキーワードで検索しこのEnforexの存在を知りました。

Enforex を利用するメリット

筆者が思うEnforexを利用して最もよかったと思う点は、留学手続きが楽だったという点です。

もんてびでお君はEnforexを利用する以前には留学経験がなかったため、そもそも留学するのにどんな手続きが必要か、学校はどう選ぶか、費用はどれくらいかかるのか、下宿先はどうなるのかなどの基本的な事が一切分からない状態でしたが、スムーズに留学を進めることが出来ました。

日本人向けのHPもありますし、個人で申し込むよりEnforexを通した方が実績があるので安心できます。また、詳しい情報もしっかりと掲載されており、Mailでの質問にもスムーズに対応してくださいました。もんてびでお君自身はこのEnforexを利用して特に悪かった点はなかったので、スペイン語留学に関してこれといった当てのない方にはとりあえずEnforexをお勧めしようと思います。公式サイトでは、留学先の国や滞在先の料金、利用者のコメントなどが見れます。

下記にリンクを貼っておきます。

留学の費用

費用に関しては留学先の国の物価によっても異なると思いますが、参考までにもんてびでお君が留学したペルーのスペイン語学校の料金をご紹介したいと思います。

もんてびでお君はマチュピチュを訪れる拠点として知られるクスコという町のスペイン語学校に通っていたのですが、2 か月分の授業料(週 20 時間)と宿泊代、朝ごはん代や空港からの 送迎費、博物館代などを含めて約 2745$でした。個人で申し込んだりホ ームステイを希望される場合はもう少し安くなるかもしれません。個人的には、宿舎が併設されていて近くそして綺麗であったことや、シャワーが 温かかったこと、wifi が強かったことなどがあり、多少料金が高くても留学中は過ごしやすかったです。滞在する国や授業プランによって値段は変わってくると思いますが、もしペルーの学校を選んだら大体このような値段になるのではないかと思います。

 

実際どのくらい話せるようになるの?

これに関しては一人一人違うと思いますが、参考までにもんてびでお君の体験談をご紹介したいと思います。

スペイン語経験ゼロのもんてびでお君が 2 か月間スペイン語学校に通って実際にどのくらい話せるようになったかというと、日常会話+α といったところでしょうか。DELE(スペイン語版のTOEFLみたいなやつ)で言ったら A2 レベルくらいです。まだまだ分からない単語も多いけれど、旅先で出会った人とはなんとなくコミュニケーションがとれるような、買い物とかには困らないような、そんな感じです。

スペイン語をすでにかじっている人ならもっと伸びを感じられると思います。もちろん、2 か月程度の留学でペラペラになるなんてことはありませんが、最初に留学という形を取ったおかげで会話やリスニングに対する苦手意識がなくなって、 より実用的にスペイン語を学べるようになったと感じます。こういった意味においては、長期的にみて留学することはいい効果があるのかもしれません。※現在はDELE B2を取得済みです。

 

語学力UP以外の留学のメリット

-友達ができる

もんてびでお君は留学先で沢山の友人ができました。バックパックなどをしていても旅先で色々な人に出会うと思いますが、留学で出会う友達は一味違います。それぞれ同じ
目標をもって日々過ごす仲間はなんといっても仲良くなりやすいです。

こういった友人たちと一緒にご飯を食べに行ったり、時には一緒に観光に行ったりしていました。当たり前ですが、留学で出会った友達って留学でしか出会えません。世界中で、それぞれめちゃくちゃ離れたところに住んでる人たち同士が一緒に勉強したり、遊びに行ったりする…良きかな。

これから留学を考えていらっしゃる皆さんも、沢山いい出会いをしてください!

-観光もできる

留学って意外と空き時間があります。学校にもよりますが授業もそれほど密に詰まっているというわけではなく、ス ペイン語学校に入ったからと言って勉強漬けになってつまらないということはないと思 います。

また、多くのスペイン語学校では、授業の他に課外学習として博物館や市場に連れて行ってもらえたりもするので、勉強以外にこういったことも楽しめるかと思います。

スペイン語が少しずつ分かるようになると観光もより楽しめるようになると思います。留学してスペイン語を学んでから南米を周遊する方も多く見かけました。

-馴染みの土地ができる

留学となると長期間同じ所に住み続ける ので、よりその土地について詳しくなったり、愛着を持つようになります。

個人の旅行でも好きな土地というのはできると思いますが、留学のように長期滞在する場合は、 自分にとってのベースキャンプができたような、遠い海外で心を置ける場所ができたような、そんな感覚になります。もんてびでお君はペルーのクスコに滞在していたのですが、このクスコでは沢山の場所を巡り、沢山の人に出会い、本当にいろいろな思い出が詰まっています。今でもこのクスコという町はお気に入りの町です。これから留学を考えている皆 さんにも、そんなお気に入りの町ができたらいいなあと願っております。

まとめ

今回はスペイン語経験なしで南米にスペイン語留学した体験談についてまとめてみました。他にも南米関係の記事やスペイン語関係の記事を書いていますのでよかったら見ていただけると嬉しいです。では。