今回はもんてびでお君がペルーの首都リマから日本向けて宅急便を郵送した時の話についてご紹介しようと思います。
郵送方法
まず初めに、南米で買ったお土産などを日本に郵送する場合、船便または航空便の2つの方法があります。郵送に関しては有名なところで言うとDHL等がありますが、今回はより料金が安い船便での郵送について紹介します。
船便とDHLの料金比較
今回もんてびでお君が郵送した荷物の合計は7.48kgでした。
・DHLでの通常料金:日本のDHLのHPを参考にすると2024年現在のペルー(区分8)からの費用は、約92,690円程度。
・Serpost船便での料金:2024年現在の通貨レート(1ソル=40.31円換算)とした場合、実際にかかった費用は、398.90PEN(約16,082円)。
上記を比較すると、費用面では明らかに船便に軍配が上がります。
船便とDHLの到着日数比較
今回、Serpostの船便した結果、7月30日にリマから郵送し日本へは8月7日に到着しました。時差の関係もあるのでおおよそ1週間といったところでしょうか。意外と早くて驚きました。しかし、同じ船便でも以前マチュピチュの拠点都市クスコの郵便局から郵送した際には2か月程かかってしまったので、Serpostを使用し首都のリマから郵送するのが良いのかもしれません。また、DHLでは高額ですが翌日に届くようなもの(DHL EXPRESS)もあるようなので、もしお急ぎの方はそちらが良いかもしれません。
Serpostについて
場所
今回利用した郵便施設はペルーの首都リマ・ミラフローレス(Lima Miraflores)のSerpostという場所です。Serpost自体はペルー国内にいくつかあるようですが、今回利用した場所はミラフローレスの中心地であるケネディ公園(Parque Kennedy)の近くの支店でした。徒歩で13分程度の場所にあり、住所はAv. Petit Thouars 5201, Miraflores 15074です。
英語が通じるか
残念ながら従業員さんはスペイン語対応でした。しかし、簡単な英語でのやり取りは可能なそうな感じでした。観光客の郵送自体にも慣れている感じで、なんだかんだ分からないことがあってもスタッフさんの慣れで意外とスムーズに発送することができました。結局のところ、英語対応が可能かどうかは従業員さん次第なのかもしれません。
Serpostからの発送手順
1.必要なもの
まずは荷物を送るにあたり必要なものを用意しましょう。
➀パスポート
②お金
③段ボール(現地購入は出来ませんでした。もんてびでお君の時は運良く空き段ボールがあり、それを戴きましたが、通常は個人で用意するようです)
2.受付をする
受付と言ってもただ単に窓口のお姉さんに声を掛けて自分が呼ばれるのを待つだけです。ですが、声を掛けて荷物を発送したい意志を汲み取ってもらわないと次々と現地のペルー人が並んでしまい、一向に自分の番が来ない事態が発生してしまいます。ですので、まずは勇気をもって話しかけてみましょう。ちなみに下に会話の具体例を挙げておきます。
例)Disculpe, ¿Puidiera enviar este paquete a Japón?/ でぃすくるぺ、ぷでぃえら えんびあーる えすて ぱけて あ はぽん?
(訳:すみません、日本へ荷物を送りたいのですが?)
3.発送方法の選択
次に発送方法の選択です。今回、もんてびでお君は船便での発送を行いました。
発送方法に関しては、他にもいくつか方法があったみたいですが、とりあえず費用を抑えたかったので、安め(Económico)による発送を選択しました。7.48kgの荷物を約16,000円の費用で、1週間程度で地球の真裏に遅れると考えると大変安く感じます。
4.記載事項
発送にあっては記載しなければいけない書類があります。しかし、書類はスペイン語または英語での記載になっており、少し不安になる方も多いと思いますので以下に具体的な内容を翻訳したものを載せておこうと思います。※スペイン語(英語)の順
・Remitante(Sender):発送者の名前
・Documento de identidad del Remitente(Sender’s ID):パスポート番号
・Dirección(Adress):発送者の住所
・Tel(Phone):+81(日本の国番号)に加えて、0を除いた通常の電話番号
・Código Postal(Postal code):郵便番号
・Ciudad(City):市名
・País(Country):国名
・Destinario(Adressee)到着元の名前
・Persona de contacto(Contact Person):日本で連絡可能な人の名前
・Declaración de Aduana(Custums Declaration)/Descripción de Contenido(Contents Description):ここは税関申告関係の記載で、服(Ropa)とかキーホルダー(Llaveros)とか具体的に送る物の内容を記載する。電池(pilas)は送れないので注意!!
5.住所の書き方
海外での住所記載に関しては日本とは異なり逆から住所を記載する部分があるので注意を要します。以下に具体例を挙げて紹介します。
例)ウルグアイ大使館の場合
〒105-0012 東京都港区芝大門一丁目2-1 大門KSビル7階
→Daimon KS Building 7F, 1-2-1, Shibadaimon, Minato-ku, Tokyo 105-0012
6.指紋の提出
国際郵便ということもあり、犯罪抑止の目的から伝票に指紋を押すように指示されます。特に怖いものではないと思いますが、空港でもないのに指紋提出があることに少しビビったので情報共有のために念のため載せておきます。
7.支払い
記載事項を終えれば、支払いをして発送終了です。支払いに関してはクレジット決済も可能であるので意外と便利です。皆さんが無事に発送し終えることを心から祈っております。
まとめ
今回はペルーの首都リマから荷物を送る方法についてご紹介しました。南米旅行で可愛いお土産が沢山あるのに、荷物が増えることが気になってしまう方は日本へ荷物を郵便してみるのはどうでしょうか?そういった方に少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです。今後も旅するもんてびでお君をよろしくお願いします。では。